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お知らせ
2022年5月13日

株式会社サラダボウル(山梨県中央市・代表取締役:田中 進、以下当社)は、脱炭素に向けた取組みおよび農業・食品産業における地球温暖化問題の解決を目的に、農林中央金庫(東京都千代田区・代表理事理事長:奥 和登、以下農林中金)と連携し、当社グループが吸収・排出する温室効果ガス(以下GHG)の計測を実施することをお知らせいたします。

 

1. 背景・概要

当社グループは「農業の新しいカタチを創る」をミッションに、国内の複数拠点で統合環境制御型の施設園芸農場を展開してまいりました。同農場の運営にあたっては、木質バイオマス設備やヒートストレージタンク(貯湯槽)などを導入し、エネルギー利用の効率化や化石燃料の削減など、環境に配慮した取り組みを推進してまいりました。

農林水産分野におけるGHGの排出量は世界全体の4分の1を占めるともいわれており、国際的な気候変動イニシアティブ「SBTi(Science Based Targets Initiative)*1」によるSBT 認定を取得する民間企業・団体などからは、生産・加工・流通・消費の食農サプライチェーン全体におけるGHG削減に強い関心が寄せられています。また、2015年の国連サミットで採択された「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)*2」には、クリーンなエネルギーへのアクセス確保や、気候変動への具体的対策への必要性が謳われています。

当社グループでは、「農場から食卓へ、関わる人を笑顔にする」を、ひとつの価値基準として掲げています。その実践として、自然環境や地域社会に配慮し、お客様を始めとしたあらゆるステークホルダーとともにカーボンニュートラルに向けて取り組んでいきます。同様に農林中金でも、2030年までに投融資先の温室効果ガス排出量を50%削減(2013年度比)することなどを目標に掲げており、両者の協業・連携によって、生産段階におけるGHG排出量を見える化し、サプライチェーン全体におけるGHG削減に貢献していきます。

 

2. 取組内容

計測概要 アスエネ株式会社のCo2排出量見える化クラウドサービス「アスゼロ」を活用し、サラダボウルのGHG排出量の見える化を実施
計測範囲 当社グループのスコープ1・スコープ2・スコープ3
計測開始 2022年4月~(予定)

 

 

【農林中央金庫について】

農林中央金庫は、農林水産業者の協同組織を基盤とする全国金融機関として、大正12年に設立されました。以降、JA(農協)、JF(漁協)、JForest(森組)などの協同組合および会員全体に金融の円滑を図り農林水産業の発展に寄与。国民経済の発展における重要な社会的役割を担っています。

  • 組織名:農林中央金庫
  • 代表理事理事長:奥 和登
  • 設立:1923年
  • 本店住所:東京都千代田区大手町1-2-1
  • WEBサイト:https://www.nochubank.or.jp/ 

 

*1
パリ協定の目標達成に向けた温室効果ガス削減シナリオと整合する科学的な目標の設定、実行を求める国際的な気候変動イニシアティブになります。

*2
本取り組みが特に該当するSDGs項目の例

  • 目標7[エネルギー]:すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを可能にする
  • 目標13[気候変動]:気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる



    <本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
    株式会社サラダボウル 経営企画室 森
    TEL:055-273-2688 FAX:055-273-5559

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